2016年 01月 01日
高社山 |
高社山(たかやしろやま 417m) 他の山の山行記リストはこちら
◆所在地:岐阜県多治見市
◆山行日:2016年1月1日(金)
◆メンバー:単独
〔登山コース〕
普賢寺駐車場―(10分)→金刀比羅神社―(10分)→高社山登山口―(15分)→愛宕神社・高社神社分岐 ―(5分)→高社神社(休憩5分)―(10分)→高社山北峰―(15分)→ 道路出合―(15分)→高社山登山口・展望地(休憩10分)―(15分)→愛宕神社・高社神社分岐 ―(5分)→愛宕神社―(5分)→反射板(休憩10分)―(5分)→高社山山頂(休憩20分)―(5分)→ 反射板(休憩40分)―(20分)→秋葉神社―(10分)→道路出合・NTT鉄塔―(10分)→普賢寺駐車場
〔所要時間〕 4時間00分(歩行時間=2時間35分、休憩=1時間25分)
2016年の正月は暖かくていい天気になるというので、初めて元旦登山を計画しようとと思いました。
多治見市の観光案内では池原神社から普賢寺を経由して高社山を周回してくるコースが紹介されていました。また、ネットで見ると様々なルートで登っているようです。
いろいろ悩みましたが池原神社ではなく普賢寺を出発点として基本的に多治見市の観光案内ルートで登る計画としました。池原神社は初詣の人たちで込み合うことが予想されたためです。
この日はずっと一般道を利用しました。ナビにしたがって多治見市に入り国道248号線バイパスを降りて普賢寺まで行きます。
土岐川から見た高社山
中央上部に白い点が見えると思います。これは展望台にもなっている反射板です。左
左肩が茶色に見えますが多治見は焼き物の産地、粘土の採石場です。
普賢寺
写真の左手に駐車場があり、さらに川をはさんで南側にも広い駐車場があります。
元日でお墓参りの方もこられるので広い方の駐車場を利用させてもらいました。
〔普賢寺駐車場 発=9:20〕 が
多治
金刀比羅神社分岐
西側にある橋を北へわたり100mも行かないところに分岐がありました。
《金刀比羅神社⇒》 の案内標識にしたがって左の細い道へ入ります。
金刀比羅神社
細い登山道を登って行くと、再び 《金刀比羅神社⇒》 の案内標識があるので右へ分岐する道をとります。
出発して10分、金刀比羅神社に着きました。
神社といっても小さな祠です。
〔金刀比羅神社=9:30〕
NTTドコモ鉄塔下 金刀比羅神社分岐
灌木のトンネルのような道を歩いていくと道路に出ます。ここにはNTTドコモの鉄塔が立っていました。
高社山の登山口は写真左上に見える石垣のところです。
高社山登山口
高社山の登山口は高社神社への参道入り口でもあります。
高社神社の幟が立っていました。
〔高社山登山口=9:40〕
高社神社鳥居
右にカーブする舗装された道を登って行くと高社神社の鳥居がありました。
この鳥居の前には3台くらい駐車できるスペースがあります。
愛宕神社・高社神社分岐
鳥居のところからずっと急坂でした。
登山口から15分ほど登ったところで道が2つに分かれます。左は愛宕神社を経て高社山、右は高社神社への道です。
先に高社神社の方へ行くことにし右への道をとります。
〔愛宕神社・高社神社分岐=9:55〕
みそぎの池でしょうか
登って行く途中にヌタ場のようなところがありました。
しかし、注連縄で囲まれていますので違うでしょう。
想像ですがひょっとしたら高社神社のみそぎの池かもしれません。
高社神社
石の階段を登ったところが高社神社でした。
一般の神社のように大きな社殿はなく石造りの神社でした。 1987年に改築するとき、子々孫々長く耐えられるように石造にしたのだそです。
このあと、北峰の先にあると聞いていた秋葉神社まで行って戻ってくる予定です。
〔高社神社=10:00~10:05〕
高社山北峰
高社神社の横から緩やかに登って行くとこのあたりの最高点らしきところに至りました。
ここが高社山北峰だと思われますが表示は何もなく、青いポールが1本立っているだけです。
〔高社山北峰=10:15〕
大きな木
北峰から少し行くと大きな木がありました。
ここから次第に傾斜が増す下りになるのですが踏み跡がはっきりしません。地図を見て忠実に尾根筋をたどりまが、めざす秋葉神社を見つけられませんでした。
今さら戻るのが嫌になり道路まで下りきることに計画変更を決めました。
道路出合
皮肉なもので下る決断をして歩きはじめるとはっきりした踏み跡のある登山道に変わったのです。
そのまま尾根道を下り道路に降り立ちました。ここは(株)レザックの工場のすぐ南に当たるところです。
さて、舗装道路を歩いてもう一度登山口まで戻り、高社山へ登り直すことにします。
〔道路出合=10:30〕
登山口近くからの眺望
舗装道路を歩くこと15分、登山口近くまで戻ってきました。するとどうでしょう北東側の眺望が広がっていたのです。
ひときわ目立つのが真っ白な御嶽山。右手奥には中央アルプスの白い峰々が立ち並びます。
〔登山口近展望地=10:45~10:55〕
富士のごとき御嶽山
昨年大噴火した御嶽山も今はおとなしくなり噴煙もほとんど見えません。
その左奥に見えるのはたぶん乗鞍岳だと思われます。
居並ぶ中央アルプス
居並ぶ中央アルプスも白く輝いていました。
残念ながら山座同定はできません。
高社山登山口・高社神社参道入口
展望地から高社山登山口まではほんの50mほどです。
この日2度目の登山という感じですが、あらためて高社山へ登りなおします。
〔登山口=10:55〕
愛宕神社
愛宕神社・高社神社分岐をこんどは左へとり愛宕神社までやってきました。
この日はいいお天気の元旦ということで、高社神社や高社山まで家族で登ってくる人にたくさん出会いました。
〔愛宕神社・高社神社分岐=11:10〕
〔愛宕神社=11:15〕
反射板
愛宕神社から反射板はすぐでした。
登ってくる途中の眺望はほとんどありませんでしたが、この反射板が多治見市民自慢の展望台だそうです。
〔反射板 着=11:20〕
反射板展望台からの眺望 ―― 東~南東
さすが多治見市民自慢の展望台だけあります。
居合わせた方に聞くと今日2回目だそうで、初日の出を見に登ってきたが50人くらいいたといいます。
恵那山や屏風山、そして眼下に多治見の市街地が広がっていました。こうしてみると日本一暑いという多治見が盆地だということがよくわかります。
恵那山
左手奥に恵那山が大きく見えます。
この冬はまだ暖かいので雪がほとんどないようです。
春日井三山
南側の近いところに春日井三山がありました。
中央から右へ、道樹山(416m)、大谷山(425m)、弥勒山(437m)です。
このあと高社山の山頂へ向かいます。
〔反射板 発=11:30〕
高社山山頂(417m)
反射板から雑木林の道を歩くこと5分、高社山山頂です。
石に囲まれた三角点は3等三角点だそうです。
登頂記念写真を撮ろうとしたのですが、なぜか写り方が悪く展望のきかない山頂に20分も長居してしまいました。
〔高社山山頂=11:35~11:55〕
反射板から見たナゴヤドーム
もう一度反射板のところまで戻り昼食としました。
ベンチがあるので景色を見ながらくつろぐのにいいところです。
反射場の鉄骨に少しよじ登って写真を撮ってみました。
白く輝くナゴヤドームとその先に伊勢湾岸道の橋・トリトンが見えました。
〔反射板=12:00~12:405〕
秋葉神社分岐
昼食タイムを満喫し下山にかかります。
帰りは南ルートとし、下って行くと秋葉神社分岐の標識がありました。
直進すると採石場へ出るようで、関係者以外立ち入らないようにという注意看板もあ秋葉神社
秋葉神社分岐からいったん下って枯れ沢を越え1本南の尾根に取りつきます。
その尾根を下ってくると 《秋葉神社⇒》 の案内標識がありました。
秋葉神社は下山道から50mくらい南に入ったところにありました。今日4つ目の神社参拝です。
〔秋葉神社=14:15〕
鉄塔のある道路
秋葉神社から尾根を下り、途中ででっかい恵那山を見納めにして道路まで下ってきました。
ここにはNTTドコモの鉄塔が立っています。
今朝歩いてきた道を普賢寺まで戻るのですが、林に入って150mくらいでしょうか、目立ちにくい分岐を右にとると近道です。すなわち金刀比羅神社によらないショートカット道です。
〔鉄塔=13:10〕
普賢寺駐車場
途中にある金刀比羅神社への分岐を左にわけ普賢寺まで戻ってきました。
広い駐車場には私の車1台だけ。半日駐車させてもらい感謝しています。
〔金刀比羅神社分岐=13:15〕
〔普賢寺駐車場 着=13:20〕
この日は冬には珍しい暖かな登山日和に恵まれました。
元旦登山は初めての経験でしたが眺望を満喫し、金刀比羅神社、高社神社、愛宕神社、秋葉神社の4つの神社に参拝してました。
実は孫娘がこの春高校を受験するためその合格祈願にと思ったわけです。高社山では4社にお参りしましたが、合格の 『ご=5』 ということでもう1社近くにある池原神社へもお参りし無事5社祈願ができたのです。池原神社は大きな神社で15分くらい初詣の列に並んでお参りしてきました。これで合格間違いないでしょう。
それはともかく里山歩きというのはなかなか難しく道迷いしそうなところもありました。高社山程度ならめったなことはないと思いますが、めざす場所が見つからなかったり、踏み跡の薄い場所での判断に神経を使わなければなりませんでした。でも今回は暖かな晴天で、初めての元旦登山を気分よく楽しんでくることができてよかったと思います。
by motajii
| 2016-01-01 10:16
| 登山
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