2017年 04月 13日
矢坪ヶ岳 |
矢坪ヶ岳(やつぼがたけ):873m 他の山の山行記リストはこちら
◆山行日:2017年 4月13日(木)
◆メンバー:単独
〔登山コース〕
明神神社登山口駐車場―(10分)→沢道・尾根道分岐―(40分)→5合目・展望台(休憩5分)―(5分)→小さな岩場―(30分)→主尾根出合―(10分)→矢坪ヶ岳(休憩20分)―(5分)→小さな岩場―(30分)→主尾根出合―(5分)→5合目・展望台(休憩20分)―(25分)→明神神社登山口駐車場〔所要時間〕
総時間=3時間25分
歩 行=2時間45分
休 憩=0時間40分
〔距 離〕 3km(10,500歩)
例年より開花が遅かった桜もその後短期間で満開になりました。
先週は鈴鹿・高室山で雪山でしたので次は春の花が咲く山へ行きたいと思っていました。しかしながら、候補にあげていた小津権現山や霧訪山、梁谷山などは、花にはまだ少し早いようです。
そこで今回はつなぎの山、健康・脚力維持のための山として、岐阜県美濃市の矢坪ヶ岳と面平山(おもてびらやま)へ行くことにしました。先に矢坪ヶ岳に登り、下山後、6kmほど離れた面平山の登山口まで車で移動する予定です。
面平山は知らなければ読めない山ですが、美濃市の面平(おもてびら)地区にある里山です。
美濃ICから国道156号線を3kmほど北へ。県道81号線に入って西へ向かい蕨生(わらび)集落にある明神神社をめざします。
〔矢坪ヶ岳 明神神社駐車場 NAVIマップコード 289 346 697 *04〕
矢坪ヶ岳を望む
これから山頂まで標高差で660m登ることになります。
明神神社下の駐車場
その少し手前に駐車場がありました。6・7台止められそうです。
〔駐車場 発=7:45〕
明神神社の前を通って登山口へ
見えているのが最奥の民家です。
案内標識
ここにはわかりやすい案内標識がありました。左の道をに入ります。
渡渉
以前は丸太の橋が架けられていたようですが現在はありません。渡渉します。
案内にしたがい左へ
沢と別れて左の山腹へ取り付きます。
沢道・尾根道分岐登
登山道を示すものではなく、《この付近に生活用水の水路がありますので、環境保全にご協力をお願いします》 と書かれています。
道はそのまま沢の方へ向かうように見えますが、ここは斜め右の尾根を登る道が登山道です。
国土地理院の地図に破線で描かれている沢筋への分岐がここだと思われます。現在は廃道ではないでしょうか。〔分岐=7:55〕
尾根の急登
すっかり一鳥前(いっちょうまえ)に成長したウグイスの歌声を聞きながら黙々と登ります。
ここ数年の間に登った山で、坊主岳・有明山(長野県)を急登A級とすれば、智者山(静岡県川根本町)と、ここ矢坪ヶ岳は急登B級といえると思います。
五合目展望地
以前は 《五合目・展望地》 という案内標識があったようですがいまはありません。
《矢坪ヶ岳へ 45分》 と書かれた小さな標識が目印で、右へ7・8m行ったところが展望地です。
〔五合目展望地 着=8:35〕
矢坪ヶ岳唯一の展望地からの眺望
南側が開けていて、正面左に誕生山(502m)、右に天王山(538m)がよく見えます。
眼下は矢坪の集落です。
誕生山
天上山
山頂まであと半分、先を急ぎましょう。
〔五合目展望地 発=8:40〕
小さな岩場
難しい岩場ではありません。岩の上からは展望地と同様に景色が望めました。
〔小さな岩場=8:45〕
主尾根出合
五合目展望地から35分、笹が出てきたなと思ったら主尾根に出ました。山頂に続く尾根で、ここから道は右に曲がって登っていきます。
〔主尾根出合=9:15〕
笹が茂る道を登る
背の低い笹の道を気持ちよく登ります。
矢坪ヶ岳山頂(873m)
以前、この山頂には反射板が立っていたそうですが今は撤去されてありません。四角い基礎が2基残されていました。
〔矢坪ヶ岳 着=9:25〕
山頂から見た北東側の山
その中で北東側だけわずか開けています。
写真の左方向から右へと瓢ヶ岳から片知山へ続く稜線です。
片知山はこの右手に見えますので、中央部に見える山は見晴台といわれる1,088mのピークではないでしょうか。
片知山
さて、20分ほど山頂でのんびりしました。このあと面平山にも登る予定なので下山することにします。
〔矢坪ヶ岳山頂 発=9:45〕
小さな岩場上からの眺望
数十メートル登り返し、何とか正しい道を見つけました。
やれやれです。
写真は小さな岩場の上まで戻ったところの景色です。
〔主尾根出合=9:50〕
〔小さな岩場=10:25〕
五合目展望地で昼食
ここで景色を眺めながら昼食です。
〔五合目展望地=10:30~10:45〕
登山口の明神神社
ほぼ予定通りの時間に戻ってくることができたので、次に予定している面平山へと車で移動します。
面平山登山口近くの神明神社までは約6kmです。
〔駐車場 着=11:10〕
矢坪ヶ岳
この写真は、この日2山目の面平山に登ったあと、帰り道で撮りました。板取川の右岸、南側から見た矢坪ヶ岳で、右の三角頭の山は638mピークです。
矢坪ヶ岳は私が勝手に呼ぶ 『急登B級』 の山だと思います。
急登の山だと聞いていましたが、みなさんの評価は当たっていると判断します。
矢坪ヶ岳の眺望は五合目展望地のみで、感動的な眺望のある山とはいえません。
それでも、この日は健康づくり脚力維持を目的とした山行なので問題はありません。その目的には十分かなう山だと思います。ただ、もうひと山、面平山にも登って目的を完遂したいと思います。
by motajii
| 2017-04-13 09:29
| 登山
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