2014年 03月 15日
住塚山・国見山 |
◆住塚山(すみづかやま):1,009m 他の山の山行記リストはこちら
国見山(くにみやま):1,016m
◆山行日:2014年 3月15日(土)
◆メンバー:仁べえさん & Mota
〔登山コース〕
屏風岩公苑駐車場―(5分)→登り口―(15分)→一の峰のコル―(25分)→住塚山山頂(休憩15分) ―(10分)→ゼニヤタワ―(20分)→国見山(休憩30分)―(10分)→ゼニヤタワ―(5分) →林道出合―(5分)→若宮峠への分岐)―(10分)→若宮峠―(10分)→若宮神社登山口― (5分)→屏風岩公苑駐車場
2時間45分(歩行時間=2時間00分、休憩=45分)
この日は曽爾村の4山、兜岳、鎧岳、住塚山、国見岳に登る計画を立てました。
予定通り朝から兜岳と鎧岳に登り、残る住塚山と国見山へ登るべく屏風岩公苑の駐車場まで 移動してきました。
新しい県道81号を南へ走って行くと長野というところに 《屏風岩公苑へ》 という案内標識が ありました。指示に従って右折して橋をわたると曽爾小学校の前に出て左折します。 その後も 《屏風岩公苑へ》 という案内が要所要所にあるので迷うことなく屏風岩公苑の駐車場へ 到着しました。
身軽に登ってくるつもりもあってこの駐車場で昼食タイムをとりました。
住塚山、国見岳についてはいくつかのコースが考えられますが、1日4山ということから 省エネコースをとることにしました。
事前にネットで調べ、あまり使われていない道のようですが住塚山・国見岳に登ったあと 両山の鞍部に位置するゼニヤタワから下ってこようという計画です。
予定通り朝から兜岳と鎧岳に登り、残る住塚山と国見山へ登るべく屏風岩公苑の駐車場まで 移動してきました。
新しい県道81号を南へ走って行くと長野というところに 《屏風岩公苑へ》 という案内標識が ありました。指示に従って右折して橋をわたると曽爾小学校の前に出て左折します。 その後も 《屏風岩公苑へ》 という案内が要所要所にあるので迷うことなく屏風岩公苑の駐車場へ 到着しました。
身軽に登ってくるつもりもあってこの駐車場で昼食タイムをとりました。
住塚山、国見岳についてはいくつかのコースが考えられますが、1日4山ということから 省エネコースをとることにしました。
事前にネットで調べ、あまり使われていない道のようですが住塚山・国見岳に登ったあと 両山の鞍部に位置するゼニヤタワから下ってこようという計画です。
屏風岩公苑駐車場
屏風岩公苑には整備された駐車場があり立派なトイレも設置されていました。
この公園は桜の名所だそうで、そういう時期には駐車料金が必要だそうです。
昼食をおえて出発します。
〔屏風岩公苑駐車場 発=12:15〕
この公園は桜の名所だそうで、そういう時期には駐車料金が必要だそうです。
昼食をおえて出発します。
〔屏風岩公苑駐車場 発=12:15〕
屏風岩
駐車場からも見えていましたが右手には覆いかぶさるように屏風岩がそびえています。
案内板によると国指定の天然記念物だそうで、高さ200m、長さ約1,500mにわたる 巨大な柱状節理の岩壁だそうです。
案内板によると国指定の天然記念物だそうで、高さ200m、長さ約1,500mにわたる 巨大な柱状節理の岩壁だそうです。
屏風岩公苑
屏風岩公苑の中を西に向かって歩いて行きます。
公園内一面サクラの林といった感じです。このサクラが満開になれば見ごたえがありそうです。
公園内一面サクラの林といった感じです。このサクラが満開になれば見ごたえがありそうです。
住塚山への登り口
公苑の西の端に 《登山口》 の案内標識があり、その先の山裾が登り口で標識が設置されていました。
〔登り口=12:20〕
〔登り口=12:20〕
一の峰のコルへの登山道
まずは屏風岩・一の峰のコルに向けて登ります。
それほどの急勾配ではないとはいえ、3山目であり昼食休憩をしたあとなので足が重く感じます。
それほどの急勾配ではないとはいえ、3山目であり昼食休憩をしたあとなので足が重く感じます。
一の峰のコル
登り口から15分ほどで一の峰のコルに着きました。
住塚山へはここを左に登って行きますが、右の道をとると屏風岩の上の一の峰に行くことができます。
〔一の峰のコル=12:35〕
住塚山へはここを左に登って行きますが、右の道をとると屏風岩の上の一の峰に行くことができます。
〔一の峰のコル=12:35〕
住塚山山頂
標高は1,009m。西側以外は展望が開けている山頂です。
〔住塚山山頂 着=13:00〕
屏風岩の峰
東側を見下ろすと屏風岩の上に当たるギザギザの峰が見えます。一番右の峰が一の峰(936m) です。
この峰は岩山ではありませんが、奥穂高岳から見た前穂高岳の峰の連なりを思い出しました。
この峰は岩山ではありませんが、奥穂高岳から見た前穂高岳の峰の連なりを思い出しました。
住塚山から国見山を望む
北東方向にこれから登る国見山が見えていました。
よく見ると山頂部が白くなっています。同行の仁べえさんは霧氷ではないかといいます。
早く行って確かめようということで国見山へ向けて出発することにしました。
〔住塚山山頂 発=13:15〕
よく見ると山頂部が白くなっています。同行の仁べえさんは霧氷ではないかといいます。
早く行って確かめようということで国見山へ向けて出発することにしました。
〔住塚山山頂 発=13:15〕
ゼニヤタワ
ゼニヤタワとは変わった名前ですが、住塚山と国見山の鞍部に当たります。
帰りはここから下山しようと計画している場所です。
〔ゼニヤタワ=13:25〕
帰りはここから下山しようと計画している場所です。
〔ゼニヤタワ=13:25〕
国見山へ向けて登る
ゼニヤタワを出ると大岩ややせ尾根があったり、フィックスロープが設置された岩場の急登が あったりと変化に富んだ道でした。
ところどころで視界が開け、俱留尊山、曽爾高原、古光山などを望むことができます。
ところどころで視界が開け、俱留尊山、曽爾高原、古光山などを望むことができます。
国見山山頂
住塚山からちょうど30分で国見山(1,016m)山頂まで登ってきました。
この山頂は見晴らしのいい山頂でした。
〔国見山 着=13:45〕
この山頂は見晴らしのいい山頂でした。
〔国見山 着=13:45〕
国見山登頂
これで今日計画していた4山に登頂できました。
さすがに4山目なので疲れが顔に出ているかもしれません。
東側の眺望
午前中は晴時々曇りといったところでしたが、この時間には天気がよくなってきていました。
遠くはややかすんでいるものの、東側には台高山地から室生火山群の山々が一望できます。
左奥遠くに頭が見える尼ヶ岳と右奥の三峰山の山頂部には雪があるようです。
遠くはややかすんでいるものの、東側には台高山地から室生火山群の山々が一望できます。
左奥遠くに頭が見える尼ヶ岳と右奥の三峰山の山頂部には雪があるようです。
曽爾高原
薄茶色にえぐれた曽爾高原が目にとまります。
秋にはススキの穂が一面になびく大草原ですがこの時期はどんな状態なのでしょうか。
秋にはススキの穂が一面になびく大草原ですがこの時期はどんな状態なのでしょうか。
尼ヶ岳(958m)
ここ国見山と同じで山頂部の木々に霧氷が付いているのではないでしょうか。
三峰山(みうねやま 1,235m)
はっきり雪があることが分かる三峰山です。
三峰山は霧氷で有名なので、白い山頂部は間違いなく霧氷でしょう。
三峰山は霧氷で有名なので、白い山頂部は間違いなく霧氷でしょう。
国見山の霧氷
だいぶ落ちてしまっていましたが松ノ山を背景に白く輝いていました。
さて、これで兜岳、鎧岳、住塚山、そして国見山の4山登頂が済みしましたので下山にかかります。
〔国見山 着=14:15〕
ゼニヤタワ
再びゼニヤタワまで下ってきました。
ここから東に下るのですが最近はあまり利用する人がないのかその方向だけ案内表示が ありませんでした。
事前に仁べえさんが曽爾村役場に電話で問い合わせてくれて、道があることが分かっていたので 安心して下ることにしました。
〔ゼニヤタワ=14:25〕
ここから東に下るのですが最近はあまり利用する人がないのかその方向だけ案内表示が ありませんでした。
事前に仁べえさんが曽爾村役場に電話で問い合わせてくれて、道があることが分かっていたので 安心して下ることにしました。
〔ゼニヤタワ=14:25〕
林道出合
途中で踏み跡がはっきりしなくなりました。それでもところどころに取り付けられた赤テープを 頼りに沢筋を下りました。
事前に調べたとおり5分ほどで林道に飛び出します。
ここから斜め左方向へ林道の橋をわたって下ります。
〔林道出合=14:30〕
事前に調べたとおり5分ほどで林道に飛び出します。
ここから斜め左方向へ林道の橋をわたって下ります。
〔林道出合=14:30〕
分岐点の指道標
舗装された林道を5分ほど下ると分岐の指道標がありました。
ここも調べたとおりで、《屏風岩山頂 0.9km 屏風岩公苑 1.2km》 という右折矢印にしたがって 未舗装の林道に入ります。
〔林道分岐=14:35〕
ここも調べたとおりで、《屏風岩山頂 0.9km 屏風岩公苑 1.2km》 という右折矢印にしたがって 未舗装の林道に入ります。
〔林道分岐=14:35〕
急坂の未舗装林道
分岐の右手にあるのがこの未舗装の林道でかなりの急坂です。
これを登って行くと若宮峠へ通じているということです。
これを登って行くと若宮峠へ通じているということです。
若宮峠
登りついたところが若宮峠です。
ここを右へ行くと屏風岩の上を歩いて一の峰に登ることができます。
われわれは一の峰には行かずまっすぐ峠を下ることにしました。
〔若宮峠=14:45〕
ここを右へ行くと屏風岩の上を歩いて一の峰に登ることができます。
われわれは一の峰には行かずまっすぐ峠を下ることにしました。
〔若宮峠=14:45〕
若宮神社 登山口
スギ林の中のジグザグ道を歩き、若宮神社登山口まで下りてきました。
〔若宮神社登山口=14:55〕
スギ林の中のジグザグ道を歩き、若宮神社登山口まで下りてきました。
〔若宮神社登山口=14:55〕
屏風岩公苑駐車場
若宮神社登山口からは車道を歩いて屏風岩公苑に戻ります。
帰着したのは計画した通りの時間 午後3時でした。
威圧するようにそそり立つ屏風岩が迎えてくれました。
〔屏風岩公苑駐車場 着=15:00〕
帰着したのは計画した通りの時間 午後3時でした。
威圧するようにそそり立つ屏風岩が迎えてくれました。
〔屏風岩公苑駐車場 着=15:00〕
今日はまずまずの好天のもと、曽爾村にある室生火山群の中で兜岳、鎧岳、住塚山、国見山の4山に 登ってくることができました。
仁べえさんの進言で兜岳と鎧岳は中間にある峠から両山をピストン。住塚山と国見山は両山の鞍部から 登山口まで下山するという短いコースを計画したため実現できたわけです。
結局、兜岳・鎧岳は休憩時間も含めて3時間20分、住塚山・国見山は2時間45分、合計 6時間05分で4山に登ってきたことになります。
山としては兜岳・鎧岳は独特の山姿が目を引くいわば『見る山』で、住塚山・国見山はやせ尾根、 岩場を登りながら眺望を楽しむことができる『登って楽しい山』ではないでしょうか。
このところだいぶ暖かい日も出てきたので、そのうち花を楽しむ春山へ行きたいなあと 思いながら帰ってきました。
by motajii
| 2014-03-15 09:55
| 登山
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