2012年 02月 27日
突先山・大山 |
◆突先山(とっさきやま):1,022m 他の山の山行記リストはこちら
大 山(おおやま):986m
◆所在地:静岡市葵区
◆山行日:2012年 2月27日(月)
◆メンバー:浜松のOさん、Iさん & Mota
〔登山コース〕
正月明けに中学校の同級生から電話がありました。その時、もう一人の友人をさそって 近いうちにどこか山へ行こうという話になり今回の山行きが実現しました。 彼らとは数年前に2度ばかり一緒に山へ行ったことがあります。
突先山は私が提案しました。突先山という山名がおもしろいのと、友人2人は 浜松在住なので静岡県の山で富士山が見えること、 そしてコースタイム4時間程度という条件から静岡市の突先山にしたわけです。
東名高速の日本坂PAで落ち合い車2台で登山口に近い葵区の足久保奥長島というところまで行きました。 そこに車1台をデポし、足久保沢を詰めた登山口付近まで1台に乗り合わせて行くことにしました。
登山口と下山口が少し離れいるので車2台を有効に使ったわけです。
奥長島の駐車場
足久保川沿いに走り奥長島まで行きます。バス停の手前に広い駐車場がありました。
ここに友人の車を駐車し私の車に乗り合わせて登山口まで行きます。
前方にこれから登る突先山が見えていました。
この日の行程は反時計回りに突先山から大山を周回するルートです。
〔奥長島 発=9:00〕
足久保沢詰め
奥長島から足久保沢沿いに上流に向けて走ると道がだんだんせまくなります。
ここまで来ると路肩に業務用の軽トラが1台止めてあったのでわれわれも並べて駐車しました。
身支度をして右手の道を歩きます。
〔足久保沢詰め駐車スペース 着=9:05〕
〔足久保沢詰め駐車スペース 発=9:10〕
足久保沢詰め登山口
駐車したところからこの登山口までは5分でした。
この登山口まで歩いて来てわかったのですが、途中に5台位止められる駐車場が用意されていました。
先ほどの路肩ではなくその駐車スペースを利用した方がよかったと思います。
コースは山腹コースと沢コースがあると聞きましたが、山腹コースを登ることにしました。
〔足久保沢詰め登山口=9:15〕
植林帯の急な登山道
登山口から茶畑の中を少し歩くと植林帯に入ります。。
登山道は最初から急登を強いられました。ここで頑張りすぎてあとでばててはいけないので ゆっくりしたペースで登りました。
2月下旬とはいえ寒い朝でしたが急坂を登ると汗が出ます。途中で休憩を入れて上着を1枚脱ぎ ました。
〔登山道途中 着=9:35〕
〔登山道途中 発=9:40〕
釜石峠
登山口からの急坂を登りきったあとは山腹を巻くように歩きます。途中で沢コースから登って来る 道と合流したところから15分ほどで釜石峠に着きました。
沢コースの方がショートカットコースといえるでしょう。
やや霞んで見える奥長島の集落を見下ろしながら小休憩にしました。
〔釜石峠 着=10:25〕
〔釜石峠 発=10:30〕
炭焼き釜跡
釜石峠からも植林の道を行きます。途中で現れた林道沿いに進むと 《炭焼き釜跡》 と書かれた 標識が目に入りました。
まわりに石が組まれていて以前炭焼きに使われた窯の跡です。 今はこのまわりはスギやヒノキの植林帯ですが昔は炭にするクヌギやナラなどの自然林だったのでしょう。
突先山山頂
急坂を登ったところが山頂ではないかと期待して登りました。 ところがそれは手前のピークで、突先山は少し下ってもうひと登りしなければなりませんでした。
釜石峠から25分で到着しました。計画した時間にぴったりで登ってきたことになります。
〔突先山山頂 着=11:05〕
雲隠れした富士山
山頂は小広場になっていてほとんど樹木に囲まれていますが富士山の方向だけ開けていました。
しかし手前の真富士山は見えるもののその向こうにあるはずの富士山は雲の中でした。
昼前から昼過ぎにかけては静岡県の東部・伊豆も晴れるという天気予報でしたが 予報通りとはいかなかったようです。
この山頂は日陰で寒いところです。15分休憩して大山へ向かうことにしました。
〔突先山山頂 発=11:20〕
大山へ続く林道
突先山山頂から林の中を5分ほど下ると林道に出ます。
林道なので風情はありませんが楽に歩ける平坦な道です。 この写真のところは右への道をとります。
南アルプスの眺望
林道を歩いて行くと左側に大きな電波塔がありそれを過ぎたところで北西側が開けた ところに出ます。
突先山の山頂で木の間がくれに少しだけ姿が見えていた南アルプスでしたが、 ここからはきれいに見えたのです。
残念ながら南アルプス南部の山の姿をよく知らないので山座同定はできませんでした。
ここでわれわれ以外の登山者に今日初めて会いました。聞くと登山口近くに駐車してあった車の 持ち主でした。
〔南アルプス眺望地 着=11:50〕
〔南アルプス眺望地 発=11:55〕
大山への分岐点道標
南アルプスの写真を撮って少し歩いたところに道標がありました。
大山へはここを左に入ることになります。
大山の鉄塔
大山山頂の鉄塔はすぐ近くでした。この鉄塔は遠くからでもよく見えます。
見ると鉄柵の門が開いていて人が何人もいるようです。鉄塔に登っている人もいました。
点検かメンテナンス作業にきているのでしょうか。
大山山頂
大山の山頂標識は鉄塔を左に回り込んだところにありました。
〔大山山頂 着=12:05〕
大山山頂南側の眺望
鉄塔の南側が大きく開けていました。
晴れてはいるものの少しもやった感じですが左から正面にかけて日本平や静岡市街地、阿倍川、 そして駿河湾が見えています。さらに右手の方には先週行ってきたばかりの高草山、さらに右奥の 湾曲した海岸線の先に御前崎も見えていました。
ここにはベンチとテーブルが備え付けられていたので景色を楽しみながらお弁当にしました。
景色と昼食・デザートを存分楽しんだのち下山にかかります。
〔大山山頂 発=12:45〕
谷沢・口長島分岐
大山から先は東海自然歩道を歩きます。
東海自然歩道は歩きやすい道が多いのですがここは急坂下りで大変でした。 うっかり木の根に乗って足を滑らせたりしながら下ります。
30分くらい下ったところに 《谷沢・口長島分岐》 の標識がありました。 ここで東海自然歩道と別れて左折し、口長島への道をとります。
〔谷沢・口長島分岐=13:15〕
口長島への道
口長島への道もずっとスギやヒノキの植林の中でした。
この道に入ると急激な下り坂はなくなります。
途中で小休憩をとり口長島への道を下ります。
〔下山道途中 着=13:35〕
〔下山道途中 発=13:40〕
口長島へ
下山道の途中からは下の方に民家の屋根が見えるようになりました。 しかし見えているのになかなか近づいて来ないように感じられます。
口長島の茶畑が見えてほっとさせられました。
途中休憩を取ってからも30分も下ったことになります。
沢にかかる木の橋
口長島は小集落です。
その集落を流れる沢にはコケむした古い丸木橋が架けられていました。
〔口長島=14:10〕
口長島から奥長島方面を望む
このあたりは足久川沿いに茶畑が広がるのどかな風景です。
車を1台置いてある奥長島に帰ってきたのは計画した時間ぴったりでした。
再び車に乗り合わせて足久保沢を詰めた登山口近くの駐車スペースまで戻りました。
〔奥長島 着=14:20〕
〔足久保沢詰め駐車スペース 着=14:25〕
昔の中学生も今や古稀を過ぎたじいさんです。それでも3人、けがもなく突先山と大山を周回してくること ができました。
期待した富士山は残念ながら雲隠れしていました。東京も名古屋も青空だったと思いますが 中間の富士山地域だけは曇っていたようです。
それはともかく、旧友3人がほぼ1年ぶりに会して山歩きができたことは何事にも代えられません。 日ごろの過ごし方や他の同級生の消息など歩きながらの話はつきません。 話に夢中になっていたこともあり急坂もいつの間にか登り切っていたようです。
また機会を見つけて山歩きをしようと約して帰路に着きました。
大 山(おおやま):986m
◆所在地:静岡市葵区
◆山行日:2012年 2月27日(月)
◆メンバー:浜松のOさん、Iさん & Mota
〔登山コース〕
奥長島駐車場・・・(車・5分)・・・足久保沢詰め駐車スペース―(5分)→尾根コース登山口―(20分) →登山道途中(休憩5分)―(30分)→沢コース出合―(15分)→釜石峠(休憩5分)―(35分) →突先山山頂(休憩15分)―(30分)→南ア眺望地(休憩5分)―(10分)→大山山頂(休憩40分) ―(30分)→谷沢・口長島分岐―(20分)→尾根道途中(休憩5分)―(30分)→口長島―(10分) →奥長島駐車場・・・(車・5分)・・・足久保沢詰め駐車スペース〔所要時間〕
5時間10分(歩行時間=3時間55分、休憩=1時間15分)
正月明けに中学校の同級生から電話がありました。その時、もう一人の友人をさそって 近いうちにどこか山へ行こうという話になり今回の山行きが実現しました。 彼らとは数年前に2度ばかり一緒に山へ行ったことがあります。
突先山は私が提案しました。突先山という山名がおもしろいのと、友人2人は 浜松在住なので静岡県の山で富士山が見えること、 そしてコースタイム4時間程度という条件から静岡市の突先山にしたわけです。
東名高速の日本坂PAで落ち合い車2台で登山口に近い葵区の足久保奥長島というところまで行きました。 そこに車1台をデポし、足久保沢を詰めた登山口付近まで1台に乗り合わせて行くことにしました。
登山口と下山口が少し離れいるので車2台を有効に使ったわけです。
奥長島の駐車場
ここに友人の車を駐車し私の車に乗り合わせて登山口まで行きます。
前方にこれから登る突先山が見えていました。
この日の行程は反時計回りに突先山から大山を周回するルートです。
〔奥長島 発=9:00〕
足久保沢詰め
ここまで来ると路肩に業務用の軽トラが1台止めてあったのでわれわれも並べて駐車しました。
身支度をして右手の道を歩きます。
〔足久保沢詰め駐車スペース 着=9:05〕
〔足久保沢詰め駐車スペース 発=9:10〕
足久保沢詰め登山口
この登山口まで歩いて来てわかったのですが、途中に5台位止められる駐車場が用意されていました。
先ほどの路肩ではなくその駐車スペースを利用した方がよかったと思います。
コースは山腹コースと沢コースがあると聞きましたが、山腹コースを登ることにしました。
〔足久保沢詰め登山口=9:15〕
植林帯の急な登山道
登山道は最初から急登を強いられました。ここで頑張りすぎてあとでばててはいけないので ゆっくりしたペースで登りました。
2月下旬とはいえ寒い朝でしたが急坂を登ると汗が出ます。途中で休憩を入れて上着を1枚脱ぎ ました。
〔登山道途中 着=9:35〕
〔登山道途中 発=9:40〕
釜石峠
沢コースの方がショートカットコースといえるでしょう。
やや霞んで見える奥長島の集落を見下ろしながら小休憩にしました。
〔釜石峠 着=10:25〕
〔釜石峠 発=10:30〕
炭焼き釜跡
まわりに石が組まれていて以前炭焼きに使われた窯の跡です。 今はこのまわりはスギやヒノキの植林帯ですが昔は炭にするクヌギやナラなどの自然林だったのでしょう。
突先山山頂
釜石峠から25分で到着しました。計画した時間にぴったりで登ってきたことになります。
〔突先山山頂 着=11:05〕
雲隠れした富士山
しかし手前の真富士山は見えるもののその向こうにあるはずの富士山は雲の中でした。
昼前から昼過ぎにかけては静岡県の東部・伊豆も晴れるという天気予報でしたが 予報通りとはいかなかったようです。
この山頂は日陰で寒いところです。15分休憩して大山へ向かうことにしました。
〔突先山山頂 発=11:20〕
大山へ続く林道
林道なので風情はありませんが楽に歩ける平坦な道です。 この写真のところは右への道をとります。
南アルプスの眺望
突先山の山頂で木の間がくれに少しだけ姿が見えていた南アルプスでしたが、 ここからはきれいに見えたのです。
残念ながら南アルプス南部の山の姿をよく知らないので山座同定はできませんでした。
ここでわれわれ以外の登山者に今日初めて会いました。聞くと登山口近くに駐車してあった車の 持ち主でした。
〔南アルプス眺望地 着=11:50〕
〔南アルプス眺望地 発=11:55〕
大山への分岐点道標
大山へはここを左に入ることになります。
大山の鉄塔
見ると鉄柵の門が開いていて人が何人もいるようです。鉄塔に登っている人もいました。
点検かメンテナンス作業にきているのでしょうか。
大山山頂
〔大山山頂 着=12:05〕
大山山頂南側の眺望
晴れてはいるものの少しもやった感じですが左から正面にかけて日本平や静岡市街地、阿倍川、 そして駿河湾が見えています。さらに右手の方には先週行ってきたばかりの高草山、さらに右奥の 湾曲した海岸線の先に御前崎も見えていました。
ここにはベンチとテーブルが備え付けられていたので景色を楽しみながらお弁当にしました。
景色と昼食・デザートを存分楽しんだのち下山にかかります。
〔大山山頂 発=12:45〕
谷沢・口長島分岐
東海自然歩道は歩きやすい道が多いのですがここは急坂下りで大変でした。 うっかり木の根に乗って足を滑らせたりしながら下ります。
30分くらい下ったところに 《谷沢・口長島分岐》 の標識がありました。 ここで東海自然歩道と別れて左折し、口長島への道をとります。
〔谷沢・口長島分岐=13:15〕
口長島への道
この道に入ると急激な下り坂はなくなります。
途中で小休憩をとり口長島への道を下ります。
〔下山道途中 着=13:35〕
〔下山道途中 発=13:40〕
口長島へ
口長島の茶畑が見えてほっとさせられました。
途中休憩を取ってからも30分も下ったことになります。
沢にかかる木の橋
その集落を流れる沢にはコケむした古い丸木橋が架けられていました。
〔口長島=14:10〕
口長島から奥長島方面を望む
車を1台置いてある奥長島に帰ってきたのは計画した時間ぴったりでした。
再び車に乗り合わせて足久保沢を詰めた登山口近くの駐車スペースまで戻りました。
〔奥長島 着=14:20〕
〔足久保沢詰め駐車スペース 着=14:25〕
昔の中学生も今や古稀を過ぎたじいさんです。それでも3人、けがもなく突先山と大山を周回してくること ができました。
期待した富士山は残念ながら雲隠れしていました。東京も名古屋も青空だったと思いますが 中間の富士山地域だけは曇っていたようです。
それはともかく、旧友3人がほぼ1年ぶりに会して山歩きができたことは何事にも代えられません。 日ごろの過ごし方や他の同級生の消息など歩きながらの話はつきません。 話に夢中になっていたこともあり急坂もいつの間にか登り切っていたようです。
また機会を見つけて山歩きをしようと約して帰路に着きました。
by motajii
| 2012-02-27 09:57
| 登山
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