2010年 10月 16日
油日岳・三国岳 |
油日岳(あぶらひだけ):694m 他の山の山行記リストはこちら
三国岳(みくにだけ):715m
◆所在地:岐阜県揖斐郡池田町
◆山行日:2010年10月16日(水)
◆メンバー:「三重の低山歩き」オフ会・5名
〔登山コース〕
コミュ「三重の低山歩き」のオフ会で油日岳と三国岳に行ってきました。
今回の参加者は、企画してくれたnakaさんのほか仁ベエさん、釣りキチ三平さん、鈴鹿のてつさんと
私の5人でした。
油日岳は鈴鹿山脈最南端の山で、変わった名前ですが滋賀県甲賀市にある油日神社のご神体とされる山なのだそうです。
もう一つの三国岳という名の山は各地にありますが、この三国岳は伊勢、伊賀、近江の旧国境に位置する山ということです。
この日は伊賀市の余野公園の東にある奥余野登山口から反時計回りにゾロ峠、三国岳、油日岳に登り
三馬谷(さんばだに)を下って登山口に戻るコースでした。
標高は高くありませんが何ヵ所かで急登、急降下もあるおもしろい山という印象でした。
奥余野登山口
今回は仁ベエさんの車に同乗させてもらって行きました。予定より20分くらい早く奥余野登山口に着いたのですが、すでにnakaさんが待っていてくれました。
この奥余野登山口には10台以上とめられる駐車場があり、立派なトイレも設置されています。全員集合後ストレッチ体操をし、計画通り10時に出発しました。
〔奥余野登山口 発=10:00〕
東海自然歩道を行く
登山口からゾロ峠までは東海自然歩道を行きます。
心地よい沢の音を聞きながらnakaさんの快調なペースにあわせて歩きます。いきなり急登を強いられる山もありますが、この林の中の山道は程よい勾配で助かります。
ゾロ峠 坎霞渓(かんかけい)を過ぎ坂道を登りきったところが《ゾロ峠》でした。ここで559mだそうです。登山口の標高が336mでしたから220mくらい登ってきたことになります。
この峠は三差路で三国岳へは左の尾根道を行くことになります。立派な案内標識があり、それには《ぞろぞろ峠》と書いてありました。地名の由来もわかりませんし、ゾロ峠かぞろぞろ峠なのかどちらが正しいのかも不明です。
亀山方面の眺望
やせたところもある尾根道を行くと、ところどころで右手の亀山方面の視界が開けます。
筆捨山や錫杖ヶ岳、それに遠く経ヶ峰と思しき山も見わたすことができました。予報に反してすっきりした晴天でないのが残念です。
倉部山
出発して1時間、東側が開けた倉部山に到着です。
nakaさんの提案でここで少し早めの昼食にすることにしました。オフ会の前に下見してくれたnakaさんによると、この先ずっとせまい尾根道で、昼食に良いところがほとんどないのだそうです。
食後にはnakaさんが熱いコーヒーを皆にふるまってくれました。今日のリーダーということで気を使わせてしまったようです。それにしても山頂での食後のコーヒーは一段と美味しく感じました。
〔倉部山 着=11:00~11:30〕
前方に三国岳を望む
倉部山からも見えていた大きな那須ヶ原山(800m)を前方に見ながら下っていくと、めざす三国岳(715m・写真左の山)が目前に姿を現します。
三国岳への急登
少し下ったザレ場が案内書の地図で不鳥越峠(とりこえずとうげ)と書いてあるところです。
ここから三国岳への登りが半端ではありませんでした。
フィックスロープや鎖が設置されており木の根や枝をつかみながらよじ登ります。登る距離が短いのでおもしろい場所だといえるでしょう。
忍者岳山頂
三国岳(みくにだけ):715m
◆所在地:岐阜県揖斐郡池田町
◆山行日:2010年10月16日(水)
◆メンバー:「三重の低山歩き」オフ会・5名
〔登山コース〕
奥余野登山口―(30分)→ゾロ峠―(30分)→倉部山(昼食休憩30分)―(20分)→三国岳(休憩5分)―(15分)→忍者岳―(25分)→加茂岳―(10分)→油日岳(休憩30分)―(25分)→天竜の滝―(5分)→林道終点(休憩10分)―(20分)→奥余野登山口〔所要時間〕 4時間15分(歩行時間=3時間00分、昼食休憩等=75分)
コミュ「三重の低山歩き」のオフ会で油日岳と三国岳に行ってきました。
今回の参加者は、企画してくれたnakaさんのほか仁ベエさん、釣りキチ三平さん、鈴鹿のてつさんと
私の5人でした。
油日岳は鈴鹿山脈最南端の山で、変わった名前ですが滋賀県甲賀市にある油日神社のご神体とされる山なのだそうです。
もう一つの三国岳という名の山は各地にありますが、この三国岳は伊勢、伊賀、近江の旧国境に位置する山ということです。
この日は伊賀市の余野公園の東にある奥余野登山口から反時計回りにゾロ峠、三国岳、油日岳に登り
三馬谷(さんばだに)を下って登山口に戻るコースでした。
標高は高くありませんが何ヵ所かで急登、急降下もあるおもしろい山という印象でした。
奥余野登山口
この奥余野登山口には10台以上とめられる駐車場があり、立派なトイレも設置されています。全員集合後ストレッチ体操をし、計画通り10時に出発しました。
〔奥余野登山口 発=10:00〕
東海自然歩道を行く
心地よい沢の音を聞きながらnakaさんの快調なペースにあわせて歩きます。いきなり急登を強いられる山もありますが、この林の中の山道は程よい勾配で助かります。
ゾロ峠
この峠は三差路で三国岳へは左の尾根道を行くことになります。立派な案内標識があり、それには《ぞろぞろ峠》と書いてありました。地名の由来もわかりませんし、ゾロ峠かぞろぞろ峠なのかどちらが正しいのかも不明です。
亀山方面の眺望
筆捨山や錫杖ヶ岳、それに遠く経ヶ峰と思しき山も見わたすことができました。予報に反してすっきりした晴天でないのが残念です。
倉部山
nakaさんの提案でここで少し早めの昼食にすることにしました。オフ会の前に下見してくれたnakaさんによると、この先ずっとせまい尾根道で、昼食に良いところがほとんどないのだそうです。
食後にはnakaさんが熱いコーヒーを皆にふるまってくれました。今日のリーダーということで気を使わせてしまったようです。それにしても山頂での食後のコーヒーは一段と美味しく感じました。
〔倉部山 着=11:00~11:30〕
前方に三国岳を望む
三国岳への急登
ここから三国岳への登りが半端ではありませんでした。
フィックスロープや鎖が設置されており木の根や枝をつかみながらよじ登ります。登る距離が短いのでおもしろい場所だといえるでしょう。
三国岳山頂
三国岳は狭い山頂です。
立派な標識があり、標高715mと記されていますが近くにある山標を見ると690mです。私の高度計では715mを示しているので、標識の方が正しいと思われます。
この山頂は三差路になっていて、右に行くと先ほど見えていた那須ヶ原山への道で、左がわれわれがめざす油日岳への道になります。
〔三国岳山頂=11:50~11:55〕
忍者岳山頂
三国岳からの下りも急降下です。滑らないように慎重に下りきったところに《不鳥越峠》という案内標識が立っていました。
しかし2つの案内書の地図を見ましたが不鳥越峠というのは倉部山側の鞍部を示していました。ネットで調べるとこの峠は《望油峠》としているものもありました。
立派な案内標識が設置されている割に正しく表示されているのか疑問が残ります。
少し登って振り返ると三国岳が見え、すぐに忍者岳山頂(728m)でした。
しかし2つの案内書の地図を見ましたが不鳥越峠というのは倉部山側の鞍部を示していました。ネットで調べるとこの峠は《望油峠》としているものもありました。
立派な案内標識が設置されている割に正しく表示されているのか疑問が残ります。
少し登って振り返ると三国岳が見え、すぐに忍者岳山頂(728m)でした。
〔忍者岳=12:15〕
伊賀市方面の眺望
両側が切れ落ちたところもあるヤセ尾根を油日岳に向かいます。
時々樹間が開けたところがあり、左手に伊賀方面の景色を望むことができました。
時々樹間が開けたところがあり、左手に伊賀方面の景色を望むことができました。
尾根道の樹間から望む那須ケ原山
反対側の右手には那須ヶ原山がどっしりと構えています。
また、その左には仙ヶ岳や野登山も望むことができました。
また、その左には仙ヶ岳や野登山も望むことができました。
油日岳山頂の岳大明神(油日神社奥社)
途中、加茂岳というピークを越え油日岳に到着しました。
この山頂は三国岳よりは広いのですが樹木に囲まれたひっそりとしたところです。
山頂のすぐ西側には油日神社の奥社なのでしょう『岳大明神』という標柱が立つ小さな社がありました。
〔油日岳山頂 着=12:45〕
油日岳山頂下から滋賀県方面を望む
この山頂は三国岳よりは広いのですが樹木に囲まれたひっそりとしたところです。
山頂のすぐ西側には油日神社の奥社なのでしょう『岳大明神』という標柱が立つ小さな社がありました。
〔油日岳山頂 着=12:45〕
油日岳山頂下から滋賀県方面を望む
油日神社の奥社も眺望はありませんが、その西北へ下ったところに避難小屋があり滋賀県方面が
見わたせるということを事前に聞いていました。
行ってみるとその通りで、ゴルフ場や第2名神なども見える大眺望が広がっていました。
予報よりも雲が多く今日はいま一つでしたが、秋晴れの日ならすっきしした景色が楽しめたことでしょう。
〔油日岳山頂 発=13:15〕
天竜の滝
見わたせるということを事前に聞いていました。
行ってみるとその通りで、ゴルフ場や第2名神なども見える大眺望が広がっていました。
予報よりも雲が多く今日はいま一つでしたが、秋晴れの日ならすっきしした景色が楽しめたことでしょう。
〔油日岳山頂 発=13:15〕
天竜の滝
油日岳からの下りも急傾斜でした。こちらから登る方が大変かもしれません。
やがて三馬谷(さんばだに)といわれる谷に出て沢を何度か渡り返しながら下っていくと滝に出会いました。
その1つがこの天竜の滝で、その下流に水竜の滝という滝もありました。
昼なのに薄暗い樹林の下にある滝なので私が撮った写真は手ぶれしてしまいボツです。
この写真は同行の仁ベエさんが撮られたものを後でもらいました。
〔天竜の滝=13:40〕
林道終点「三馬谷小家」
やがて三馬谷(さんばだに)といわれる谷に出て沢を何度か渡り返しながら下っていくと滝に出会いました。
その1つがこの天竜の滝で、その下流に水竜の滝という滝もありました。
昼なのに薄暗い樹林の下にある滝なので私が撮った写真は手ぶれしてしまいボツです。
この写真は同行の仁ベエさんが撮られたものを後でもらいました。
〔天竜の滝=13:40〕
林道終点「三馬谷小家」
滝を後にして5分ほどで三馬谷小家という建物のあるところに出ました。
ここが林道終点で、奥余野登山口からこの下まで林道が続いているのです。
ここまでくれば登山口までは近いということで最後の一休みをすることにしました。
〔林道終点=13:45~13:55〕
余野公園から望む油日岳の全容
ここが林道終点で、奥余野登山口からこの下まで林道が続いているのです。
ここまでくれば登山口までは近いということで最後の一休みをすることにしました。
〔林道終点=13:45~13:55〕
余野公園から望む油日岳の全容
スタート地点の奥余野登山口には予定よりかなり早く帰ってきました。
今回のメンバーは皆さん山なれた人たちでしたので行動も早く、このコースならば余裕の山歩きだったようです。
車で帰宅する途中、余野公園から振り返ると今歩いてきた油日の山々がノコギリの歯のような形で連なっているのが見えていました。左端が油日岳です。
〔奥余野登山口 着=14:15〕
今回のオフ会はnakaさんが事前調査をし、当日には地図も配布してくれました。
企画者として細かいことまで気くばりしていただき心から感謝しています。
初対面のメンバーも多かったのですが、最初から打ち解けておしゃべりの絶えない楽しい山行きでした。
お互いに山談議にはつい熱が入る山仲間ならではのオフ会だったと思います。
休憩も多くとってゆっくり歩いてきましたが、グループでの山歩きは心強く単独行とは違って気楽に山が楽しめたと思います。
またの山行きを約してそれぞれ帰路に着きました。
今回のメンバーは皆さん山なれた人たちでしたので行動も早く、このコースならば余裕の山歩きだったようです。
車で帰宅する途中、余野公園から振り返ると今歩いてきた油日の山々がノコギリの歯のような形で連なっているのが見えていました。左端が油日岳です。
〔奥余野登山口 着=14:15〕
今回のオフ会はnakaさんが事前調査をし、当日には地図も配布してくれました。
企画者として細かいことまで気くばりしていただき心から感謝しています。
初対面のメンバーも多かったのですが、最初から打ち解けておしゃべりの絶えない楽しい山行きでした。
お互いに山談議にはつい熱が入る山仲間ならではのオフ会だったと思います。
休憩も多くとってゆっくり歩いてきましたが、グループでの山歩きは心強く単独行とは違って気楽に山が楽しめたと思います。
またの山行きを約してそれぞれ帰路に着きました。
by motajii
| 2010-10-16 09:12
| 登山
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