2010年 01月 16日
満観峰 |
◆満観峰(まんかんほう):470m 他の山の山行記リストはこちら
◆所在地:静岡県焼津市
◆山行日:2010年 1月16日(土)
◆メンバー:友人2人 & Mota
〔登山コース〕
この冬はたびたび強い寒波が襲ってきますが、しゃきっとした青空の日もよくあります。
そんな時こそ富士山がきれいに見えるだろうと焼津の満観峰と花沢山に行ってきました。せっかくなので浜松にいる中学時代の同級生2人に声を掛けて一緒に行くことにしました。
登山口となる花沢の里観光駐車場には10時前に到着。満観峰は手軽に登れる富士山一望の山として、つい先日中日新聞静岡県内版に紹介されたそうです。そのためもあってか50台は駐車できるスペースはすでに満車に近い状態でした。
われわれ3人は初めての山でしたが、ちょうど駐車場から歩き始めた時に出会った方が案内してくれるというのでご好意に甘えることにしました。地元・岡部町の方で2日に1回は満観峰・花沢山に登っておられるのだそうです。
当初は日本坂峠コースを登る予定でしたが、鞍掛峠コースを勧められました。途中、仁王像が有名だという法華寺に立ち寄ったのち鞍掛峠を経由して満観峰へ登るコースです。
花沢の里観光駐車場
花沢の里観光駐車場は、歴史のある花沢の里と日本坂峠への入口にあります。
広い駐車場ですがすでに満車に近い状態で、われわれのほかにも登山の準備をしている人たちが何組もいました。
〔花沢の里観光駐車場 発=10:00〕
隠れ里・花沢の里
駐車場から舗装道路を行くと花沢の里の集落に入ります。
奈良・平安時代にはここ花沢の里から日本坂峠を越える道が東西を結ぶ幹線道路だったといいます。花沢の里は、長屋門造りの家並みが軒を連ねる情緒ある集落群で、隠れ里ともいえるでしょう。
法華寺
花沢の里の一番奥に法華寺があります。
この法華寺は奈良時代に創建されたという古刹で、仁王門の左右には怖い面差しの仁王尊(金剛力士像)が祀られていました。
法華寺の左わきの道から案内標識に導かれて鞍掛峠への山道に取り付きます。
〔法華寺 着・発=10:20〕
鞍掛峠
法華寺からの山道は何回か林道を横切り、植林の中を登って行きます。南斜面なので風も当たらず汗がにじむほどでした。
車の姿が見えたと思ったらそこが鞍掛峠でした。ここまで車で登ってくることができるようです。しかしそれではハイキングとしてはつまらないものになってしまう感じです。
鞍掛峠からは満観峰の山頂を望むことができ、もう一息だと勇気づけられました。
〔鞍掛峠 着・発=10:55〕
満観峰山頂風景
鞍掛峠からの道は緩やかな登りでした。樹林帯を抜けて少し登ったところが広々とした満観峰の山頂でした。
そこにはすでに30人ほどの人たちがいて、昼食を広げている人、景色を眺める人、写真をとる人などそれぞれ楽しんでいるようです。
〔満観峰山頂 着=11:30〕
満観峰山頂
山頂からの眺望はすばらしい。遠く右手には青い駿河湾。東側正面には、街というのはこんなに白かったのかと、あらためて気づかされる静岡の街が広がっています。
山頂から望む富士山
期待していた富士山ですが、到着した時間が遅かったためか下の方が雲に隠れていてちょっと残念でした。
満観峰ならぬ“半観峰”といったところでしょうか。
それでも、何といっても富士山です。日本一の風景を楽しみながら昼食にしました。
南アルプス
満観峰は山頂のすぐ下までお茶が栽培されています。山頂東側の茶畑に下りると、南アルプスがきれいに見えます。
左から聖・赤石・荒川三山でしょう。雪をいただいた南アルプスの真っ白な姿が印象的でした。
満観峰山頂から望む花沢山
花沢山は満観峰の山頂からも良く見えています。
ここから見るとかなり距離がありそうですが、意を決して出発することにしました。
〔満観峰山頂 発=12:20〕
満観峰はゆっくり歩いても1時間半程度で登れるので、冬場の陽だまりハイキングにはいい山です。
山の名前の通り天気さえ良ければ大きな富士山が静岡の白い街の上にそびえているのが見えます。
また南に目を転じれば駿河湾が、西には霞んでいなければ新しく開港した富士山静岡空港から飛行機が飛び立つのも見えると山頂にいた一人がいっていました。
気持ちの良い山頂なので、満観峰はつい長居をしてしまう場所のようです。
◆所在地:静岡県焼津市
◆山行日:2010年 1月16日(土)
◆メンバー:友人2人 & Mota
〔登山コース〕
花沢の里観光駐車場・登山口―(20分)→法華寺―(35分)→鞍掛峠―(35分)→ 満観峰山頂(昼食休憩50分)―(40分)→日本坂峠―(30分)→花沢山山頂(休憩 10分)―(60分)→花沢の里観光駐車場・登山口〔所要時間〕 満観峰~花沢山 全行程
4時間40分(歩行時間=3時間40分、昼食休憩等=1時間)
この冬はたびたび強い寒波が襲ってきますが、しゃきっとした青空の日もよくあります。
そんな時こそ富士山がきれいに見えるだろうと焼津の満観峰と花沢山に行ってきました。せっかくなので浜松にいる中学時代の同級生2人に声を掛けて一緒に行くことにしました。
登山口となる花沢の里観光駐車場には10時前に到着。満観峰は手軽に登れる富士山一望の山として、つい先日中日新聞静岡県内版に紹介されたそうです。そのためもあってか50台は駐車できるスペースはすでに満車に近い状態でした。
われわれ3人は初めての山でしたが、ちょうど駐車場から歩き始めた時に出会った方が案内してくれるというのでご好意に甘えることにしました。地元・岡部町の方で2日に1回は満観峰・花沢山に登っておられるのだそうです。
当初は日本坂峠コースを登る予定でしたが、鞍掛峠コースを勧められました。途中、仁王像が有名だという法華寺に立ち寄ったのち鞍掛峠を経由して満観峰へ登るコースです。
花沢の里観光駐車場
広い駐車場ですがすでに満車に近い状態で、われわれのほかにも登山の準備をしている人たちが何組もいました。
〔花沢の里観光駐車場 発=10:00〕
隠れ里・花沢の里
奈良・平安時代にはここ花沢の里から日本坂峠を越える道が東西を結ぶ幹線道路だったといいます。花沢の里は、長屋門造りの家並みが軒を連ねる情緒ある集落群で、隠れ里ともいえるでしょう。
法華寺
この法華寺は奈良時代に創建されたという古刹で、仁王門の左右には怖い面差しの仁王尊(金剛力士像)が祀られていました。
法華寺の左わきの道から案内標識に導かれて鞍掛峠への山道に取り付きます。
〔法華寺 着・発=10:20〕
鞍掛峠
車の姿が見えたと思ったらそこが鞍掛峠でした。ここまで車で登ってくることができるようです。しかしそれではハイキングとしてはつまらないものになってしまう感じです。
鞍掛峠からは満観峰の山頂を望むことができ、もう一息だと勇気づけられました。
〔鞍掛峠 着・発=10:55〕
満観峰山頂風景
そこにはすでに30人ほどの人たちがいて、昼食を広げている人、景色を眺める人、写真をとる人などそれぞれ楽しんでいるようです。
〔満観峰山頂 着=11:30〕
満観峰山頂
山頂から望む富士山
満観峰ならぬ“半観峰”といったところでしょうか。
それでも、何といっても富士山です。日本一の風景を楽しみながら昼食にしました。
南アルプス
左から聖・赤石・荒川三山でしょう。雪をいただいた南アルプスの真っ白な姿が印象的でした。
満観峰山頂から望む花沢山
ここから見るとかなり距離がありそうですが、意を決して出発することにしました。
〔満観峰山頂 発=12:20〕
満観峰はゆっくり歩いても1時間半程度で登れるので、冬場の陽だまりハイキングにはいい山です。
山の名前の通り天気さえ良ければ大きな富士山が静岡の白い街の上にそびえているのが見えます。
また南に目を転じれば駿河湾が、西には霞んでいなければ新しく開港した富士山静岡空港から飛行機が飛び立つのも見えると山頂にいた一人がいっていました。
気持ちの良い山頂なので、満観峰はつい長居をしてしまう場所のようです。
by motajii
| 2010-01-16 07:52
| 登山
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